ダイエットの教科書「ロジカルダイエット – 清水 忍 著」のご紹介

Book

「ダイエットって、厳しい食事制限とツラい運動が必要なんでしょ?」

そう思っているあなた! 実はそれ、大きな勘違いかもしれません。

この本を読めば、理由が明確になるでしょう。


4年間で20キロのダイエットに成功し、ボディメイクの大会に出場した経験がある私が、これは間違いない!と感銘を受けた本「ロジカルダイエット – 清水 忍 著」を紹介します。

大原則!「摂取カロリー < 消費カロリー」なら絶対に痩せる

まず、ダイエットの大前提として揺るぎない事実をお伝えします。

それは、摂取カロリー < 消費カロリー の状態を作れば、必ず痩せるということ。

ものすごくシンプルですが、これこそがダイエットのすべてです。

考えてみてください。体に入ってくるエネルギー(摂取カロリー)よりも、体から出ていくエネルギー(消費カロリー)が多ければ、体は蓄えられた脂肪を燃やしてエネルギーを作り出しますよね?

だからこそ、ダイエットを成功させるには、この「摂取カロリー < 消費カロリー」の状態をいかに継続するかが鍵になります。

摂取カロリーは、もちろん日々の食事内容で決まります。一方、消費カロリーはあなたの体重、活動量、運動時間で決まってきます。

また、「摂取カロリー = 消費カロリー」の状態では、体重は増えも減りもしません。当たり前ですよね。

え、意外と消費しない?運動の「カロリー消費」に潜む罠

「よし、ダイエットするぞ! とりあえずジムに通いまくるぞ!」

そう意気込んでいるあなた、ちょっと待ってください!

実は、運動で消費できるカロリーって、あなたが思っているよりも少ないんです。

消費カロリーは「体重 × METs × 運動時間」で計算できます。

ここで注目したいのが「METs(メッツ)× 運動時間」という部分。METsというのは運動強度の単位で、座ってじっとしている状態を1METsとしたときに、その活動が何倍のエネルギーを消費するかを示します。

例えば、体重60kgの人が「普通の歩行(3METs)」を1時間行ったとしましょう。この場合の消費カロリーは、

60kg×3METs×1時間=180Kcal

たったの180Kcalです。コンビニのおにぎり1個分にも満たないくらいですね。

もちろん、運動は健康維持やストレス解消に非常に大切です。しかし、「運動さえすれば痩せる!」と過信していると、思った以上にカロリーが消費されず、モチベーションが続かなくなってしまうかもしれません。

目標体重への近道!あなたの「適正摂取カロリー」を計算する方法

では、「摂取カロリー < 消費カロリー」の状態を効率的に作るにはどうすればいいのでしょうか?

ここで紹介したいのが、本の中で提唱されている「目標体重 × 34」という計算式です。

「え、どういうこと?」

そう思いましたか? 本書では、一般的なデスクワークの会社員の1日のMETs×運動時間を計算すると、だいたい「34」になると紹介されています。

この計算式を活用することで、「あなたが目標体重に到達した時の消費カロリー」を把握できるんです。

例えば目標体重が50kgだとすると、

50kg×34=1700Kcal

あなたが1日1700Kcalだけ摂取し続ければ、将来的には必ず目標体重である50kgに到達できる、ということになります。これが、あなたの「適正な摂取カロリー」の目安になるわけです。

まとめ:ダイエットは「ロジック」と「習慣」で成功する!

多くの人が「ダイエットは厳しい食事管理とハードな運動が欠かせない!」と勘違いしています。もちろん、そのような方法でも痩せることはできます。

しかし、それでは大きなストレスを感じてしまい、結果的にリバウンドしてしまう可能性が高いんです。

大切なのは、カロリーを感情論ではなくロジカルに捉えること。そして、大袈裟なことをせず、あなたの生活習慣と食事を少しずつ整えていくことなんです。

本を読んでいただければ、今回ご紹介した内容についてさらに理解を深めていただけると思います。さあ、今日からあなたも「ロジカルダイエット」始めて、理想の体を手に入れましょう!

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